ジンくんに花道だけを歩かせたいオタクの話
今日はジンくんの誕生日なので
拙いですが少しだけブログを書きました。
私には忘れられない日があります。
2018年の香港MAMAです。
その日も他の授賞式同様、賞を取れたら「ARMY」と名前を呼んでくれ、愛を伝えて幸せな気持ちで終了だと思っていました。
しかしそれは大きな誤算でした。
7人が涙を流し、ジンくんが鼻声で「解散しようと思っていた」と話してくれた時、何か重いもので頭を強く殴られたような衝撃を受けました。
思えば、私はこれまで彼らが精神面でのマイナスな言葉を言っているのはそれまで見たことがありませんでした。
例え怪我をしようとも、メンバーと衝突しようとも、みんなで乗り越えてきたと、本当にそう信じていました。
彼らのアイドルとしての立場を当然だと驕っていた罰が当たったのかも知れません。
そもそもジンくんはファンに真面目で堅いイメージを持たれるのを避けたいと思ってるような気がしています。
花様年華時代のインタビューでも
「お客さんは僕達が泣くのを見るためにいらっしゃっているわけではなく、パフォーマンスを見に来ている。だから感情をできるだけ抑えて良い姿をお見せしたい。」
と答えていました。
人に弱みを見せることを美徳としていないジンくんだからこそ、あの日の涙はすごく大きな意味があり、言葉の重みが増すのだと思います。
彼は「今は不幸でも次の瞬間に過ぎれば幸せかもしれない」と現状を受け止め流れに身を任せ、いい方向へと向かうまでひたすら待つような、そんな人です。
しかし、デビュー当時から努力を積み重ね、段階を踏んでいたとは言え、たった数年でワールドスターになってしまったことに対し、私には想像も出来ないくらいのストレスや不安を抱えていたでしょう。
周囲からの期待、プレッシャーにこれまで何度震えてきたのかを想像するとたまらなくなります。
いわゆる”ヘイター”たちの言葉に苦しんだ時もあったでしょう。サセンに恐怖した夜も、全部投げ出してしまいたくなった朝もあったでしょう。
そんな弱音を吐く暇もないほど忙しく、メンバー全員常にスレスレの精神状態で生きてきたのだと、スピーチを見ながら心苦しくなりました。
誰もが羨むような名声を集め、愛を受けている彼らに「解散」の2文字を思い浮かべさせてしまうほどです。
誰にもその辛さは理解してあげられないでしょうし、彼らにしか分かりません。
だからこそ、7人の絆は固く美しいのだとも思います。
ジンくんが「しばらくネットを絶っていた」と話してくれた時、ジンくんならそうするだろうな、となんとなく腑に落ちました。
明るくて愉快なお兄さんのイメージで知られているジンくんは、本当は誰よりも繊細で思慮深く努力家なんです。
だから、そんなジンくんを無意味に傷つようとしたアンチには怒りさえ覚えますが、退避行動をとったジンくんは賢くて正しいです。
正直、銀河の宝であり、異論は認められません。
さらに、
「君の苦労は君だけが知っていればいい」
これは彼が私に与えてくれた大切な言葉であり、
キムソクジンという人間を表す全てだと思います。
なぜなら、私はこの言葉は彼自身が自分に向けて言っていると考えているからです。
弱音を吐くよりもまず行動にうつし、
自分の立場に怠けることなく努力してきた結果が今のジンくんなんだと。
本当に自分に対しても誠実でいつまでも変わらない人。ただただ愛おしいです。
これほどまで自分を取り巻く環境は変わってしまったのに、いまだに「僕はただの人」だと発言できてしまうジンくんが私は好きです。
「僕はただの人、
弟たちがいるから世界にぶつかっていける」
もはや彼にとって年齢など羅列された数字にしか過ぎないのかもしれません。
メンバーに全ての信頼を寄せ、リスペクトを忘れない彼のような長男がいることで防弾少年団はもっともっと世界に飛べるでしょう。
もし、ジンくんがこれ以上の活躍を望むのであれば、ファンとしてできる限りの応援をしたい。
がむしゃらに走る彼らの背中を必死に追いかけたい。
そしてどうかずっと幸せでいてほしい。
いつまでも熱い嬉し涙を流してほしい。
私が望むのはそれだけです。
ジンくんが幸せなら私も幸せです。
こんな稚拙な言葉じゃ伝えきれないとは分かっていますが、書かずにはいられませんでした。
私の大好きなジンくん、どうかずっと笑っていて。
最後に、改めてお誕生日おめでとうございます。
2020年も防弾少年団の年になりますように。
2019-12-04 隣の家の山田 @NT75426